インタビュー

【歯科医師】最新技術でやりがいある仕事任されスキルアップできる環境

2023.02.03

イースマイル国際矯正歯科で歯科医師として活躍中の宮本剛至先生と谷野美沙樹先生にお話を伺いました。

有本院長をサポートしつつ、高度な最新技術を学びながら矯正歯科医としてスキルアップ中のおふたりが、イースマイルで働くメリットや他院との違い、日常の過ごし方などさまざまな点について語っています。

有本院長の講演やセミナーに共感し「ここでインビザライン学びたい」と入社を決断

-ご経歴とプロフィールをご紹介いただけますか。

宮本:私は松本歯科大学歯学部を卒業して矯正科の医局に入り、8年ほど大学病院に勤めました。その間に矯正歯科医の認定医を取得しましたが、これからの時代はインビザラインだろうと感じていたので勉強したいという想いが強かったんです。

でも、どうやって勉強したらいいのか迷っていたんですね。そんな時、有本先生のインビザライン講演に参加したのがイースマイルを知ったきっかけでした。有本先生の話を聞いて「ここしかない」と思い、2021年4月に入社したんです。社会人としては現在11年目になります。

谷野:私は大阪大学歯学部を卒業してから1年間、総合病院の口腔外科で研修した後に別のクリニックで2年間勤め、その後イースマイルに入社しました。インビザライン矯正は前職でも行っていましたが、治療をしていく中で自分の知識のなさから困ることがあったり、提供している治療の質的な面に不安を覚えたのが転職のきっかけでした。

間違いなんじゃないのかな?と感じる場面も増えてきましたので、自分自身が知識を身につける必要性を感じて専門の先生のもとで勉強したいと思うようになったんです。

いろいろなクリニックについて調べたり、セミナーを受講する中で有本先生のYouTubeや著書から、この先生のところで勉強したいと考えるようになり、2022年4月に入社しました。社会人としては4年目になりますね。

【YouTube】歯医者さん選び / オーラルパワーの学校 / 矯正専門インビザライン公認講師 有本博英(外部サイト)

20230203宮本先生

-有本院長のセミナーやYouTube、著書に共感し入社を志したのですね。動画を配信している矯正歯科の先生は少なくありませんが、イースマイルが提供しているコンテンツには他院との違いがあるのですか?

宮本:他の矯正歯科医の先生が公開している動画の多くは症例紹介で、いわゆるBefore-Afterなので、患者さん向けのパフォーマンス的な色彩が強い。でも、有本先生の場合は一般の方にもわかっていただきやすい上に、矯正医療を良くしていきたいという姿勢が伝わってくる内容なんです。

有本先生は非抜歯治療の権威ですから、患者さんも非抜歯治療を希望する方が多いのですが、歯を抜かずに治療するにはこうすればよい、という内容を根拠立てて話をしますので、矯正歯科医としてはそこにシンパシーを感じています。さまざまな論文を調べた上で紹介してくれるので説得力もあり、新規の患者さんが増えているのは皆さんの心にも響いているからではないかと考えています。

インビザラインのクリンチェックを作らせてもらえる環境にやりがい

-実際にイースマイルに入社して、スキルアップは順調ですか?

宮本:はい、インビザラインについてのスキルはかなりアップしていると思います。というのも、イースマイルでは、クリンチェックを自分で作らせてもらえるんです。

クリンチェックはインビザラインの治療計画のことで、どのように歯を移動させるか、どんなアタッチメントを装着するかなど治療の全体像を定義する大事なタスクなんです。画面を見ながら、患者さんの歯並びを時間の経過とともに変化させていくのですが、その変化をどのように設定するか、という作業になります。

矯正歯科医にとって、クリンチェックを担当させてもらえるかどうかはスキルアップにおける非常に重要な要素ですから、やりがいがありますね。

クリニックによっては院長が自分の考えでクリンチェックを決定し、歯科医師たちはそれに従って治療する、というケースも少なくありません。そのため、イースマイルのように歯科医師が自分でクリンチェックを担当できるかどうか、つまり権限が移譲されるかどうかはスキルアップするための大切なポイントなんです。

イースマイルでは作成したクリンチェックを有本先生がチェックしてくれますから、自分に不足している知識や経験を補い高めるために役立っています。最初はどこに歯を移動させていくか、というゴール設定が難しいのですが、歯列の対称性や傾きなど様々な点からアドバイスしてもらえます。

20230203インビザラインクリンチェック

-インビザラインのクリンチェックを担当できるのがイースマイルの魅力のひとつなのですね。他院と比べて、ほかに特徴的な点はありますか?

宮本:他院とは何もかもが違うと思います(笑)。

他院では一度採用された治療方法が固定化されてしまうケースが多くありますが、イースマイルは何でもアップデートしていく、変化し続けている点が最も大きな違いだと考えています。それが一番ですね。現状に満足せず、新技術を常に追求する姿勢を持ち続けていますので自分のスキルも飛躍的に高まっていると感じています。

谷野:有本先生は患者さんにいい治療を提供することを一番に考えていると感じるのですが、他のクリニックでは利益を優先する姿勢である場合も少なくありません。患者さんを数多く集めてどんどん回していくことを優先してしまうため、矯正歯科医の技術が伴っていないというケースも珍しくないんです。

特にインビザラインは患者さんの側が興味を持ってくれますので、どうしてもそうなりがちなんですよね。有本先生はきちんとした治療を、という考えを重視しているといろいろな場面で感じるので、矯正医療に対するスタンスが他院とは違うなぁと感じています。

セミナーや学会へ自由に参加できるのでスキルアップしやすい環境

-毎日の時間の使い方について説明していただけますか。

宮本:朝は10:00までに出勤し、オフィスをオープンする準備をしてから治療計画や診断の書類を作成します。10:30から患者さんの診療に入りますが、診察の合間に治療計画などの書類を作成するので、12:30までの午前診療はあっという間に終わってしまいますね。

12:30から14:00までが昼休みで、みんなでランチを食べます。

14:00からの1時間はイースマイル独自の制度である「プロジェクトアワー」です。プロジェクトアワーでは自分の好きな研究や勉強など業務に関連することに打ち込めますが、イースマイルには新規の患者さんも多くいらっしゃるので、治療計画を立てるなどの作業に追われることも少なくありません。

ドクターがもうひとり増えれば余裕ができると思うのですが、今はふたりで新規の患者さんについて治療計画を立てていますので、なかなか忙しいです。インビザラインを学びたいという歯科医師の方、ぜひエントリーしてください(笑)。

プロジェクトアワーが終わると、15:00-19:00までが午後の診療です。

-1日に何人くらいの患者さんを診察しているのですか?

谷野:午前に3~4人くらい、午後が5~6人くらいでしょうか。診療はひとりあたり30分~1時間くらい、長いと2時間くらいですね。日中は忙しいですが、診療時間が決まっているので残業はゼロと言ってもいいくらいのレベルで、月に1回30分延びるかどうかという程度です。

宮本:家に仕事を持ち帰ることもありませんし、とても働きやすい環境ですね。

-外出や出張はあるのでしょうか。

宮本:イースマイルではセミナーや学会に自由に参加することができ、自分で時間をコントロールすれば診療時間中でも外出が可能です。また、2年目以降はアメリカ矯正歯科学会など海外の学会に有本先生が出席する際に同行できます。

現在はコロナで学会自体が中止になっていますが、再開されたら行けるのを楽しみにしています。有本先生が参加しない学会やセミナーでも行きたいと言えば参加できますし、講習費も出してもらえますから、勉強してスキルアップするにはとてもいい職場だと思っています。その辺は本当に自由ですね。

谷野:私はMAO Academyのお手伝いを兼ねて無料で受講させてもらっています。MAO Academyは有本先生とスーパースマイル国際矯正歯科の賀久院長が主催するアライナー矯正を学ぶためのアカデミーで、2ヶ月に1回、東京でセミナーが開催されます。

MAO Academy(外部サイト)

1月は4日間連続でしたのでその間は東京に行っていたほか、去年の10月には北海道で行われた日本非抜歯矯正研究会の学会にスタッフと一緒に3日間参加してきたんですよ。

第27回 日本非抜歯矯正研究会「JANO 2022」in 札幌 参加レポート

旅行が好きなので楽しめていますし、宮本先生と同じで海外へ行けるのも期待しています(笑)。

20230203谷野先生

イースマイルならスキルアップとプライベート充実の両立が可能

-イースマイルに入社して良かったと思う点はなんですか?

宮本:有本先生は新しいもの、より良いものを積極的に取り入れてくださるので、最新技術について常に学べる環境である点です。治療方法もアップデートされるので「これはいい技術だな」と感じていても、更に優れた技術を紹介してくれますから、自分のスキルがどんどん高度になっていきます。

最近では、SHU-liderという奥歯を後ろに動かすための新しい装置が導入されたのですが、これが従来の装置より扱いやすいんです。

他にも上顎を広げたり、前に移動させるための装置であるMSEを使えば歯並びが悪くて今までできなかった方など、非抜歯治療の対象者が増えます。一般の方にはピンとこないかもしれませんが、僕らからすると、なんて夢のような装置なんだ!という感じなんです。

MSE で上顎を骨格的に拡大

それから、新しい装置を導入して、患者さんの事例が蓄積されてくると有本先生は治療結果から何がわかるかなど分析するんですね。僕も分析が好きなので、この装置ってこういう使い方をすれば成果が出るとか、こういう場合は成果が出にくいとわかるようになります。

自分では気づかない点も有本先生の指摘でなるほどと思ったりする機会が多いので、とても勉強になり毎日充実しています。それから女性のスタッフのみなさんがよく話すので、賑やかで楽しいですよ(笑)。

谷野:私は前職でインビザラインを少しやっていた程度なので、当時は使える装置が少なかったんです。その分スキルが不足していたのですが、イースマイルで新しい装置にたくさん触らせてもらい、調整ができるようになるなど自分の中で知識が増えていっていることを実感できるのがやりがいになっています。

宮本先生が言っていたように新しい装置が積極的に導入されますので、数ヶ月単位で変化しているクリニックです。それだけ、有本先生が良質な治療に全力を傾けていますので、そういった姿勢のもとで仕事に取り組めるのはとてもありがたいですね。

また、前職ではすべてを自分がやるという体制だったんです。今は歯科衛生士さんやコーディネーターさんがサポートしてくれたり、器具の準備や片づけを手伝ってくれますが、前職では全て自分でやるしかありませんでした。

ですから、とても大変だったのですが、在庫の管理などから離れ、付加価値の高い業務に集中できる環境であるのに感謝しています。

-逆に、イースマイルに入社して戸惑ったことはありますか?

宮本:矯正歯科は、卒業した大学やクリニックによってまるで流派が違うように治療方法が様々なんです。

イースマイルでは非抜歯矯正に力を入れていますが、別のクリニックで従来の矯正をされている患者さんもいますよね。私の場合も、前職で学んだ治療方法が有本先生の先進的な知識と違っていたので、どのように治療を進めていけばいいのか最初はわからず戸惑いました。

谷野:前職でも矯正治療は行っていたのですが、同じインビザラインでもアタッチメントの付け外しなど細かい処置で使う器具などにイースマイルとは違いがあったんですね。そのため時間がかかってしまうことがあったなど慣れるまで少し時間がかかりました。

慣れの問題でしたからすぐに解消されましたけれど、イースマイルに入社して戸惑った点としてはそれくらいですね。

-最後に、イースマイルへの入社を考えている歯科医師の方にメッセージをお願いします。

宮本:イースマイルはスキルアップだけでなく、プライベートを充実させるにも良い環境だと思うんです。3連休が必ず毎月ありますからね。入社した当時はびっくりしました。

去年、娘が生まれたので、平日の休みに外出しても一緒にのんびり過ごせています。

それから男性でも育休が取れるんですよ。私は実際に育休を取りました。どのくらいの期間取れますか?と聞いたら有本先生は「3ヶ月でも半年でも1年でも、いくらでもいいよ」と言ってくれましたよ。

常に技術をアップデートできる環境でスキルを高められて、かつプライベートも充実できるイースマイルで、ぜひ一緒に働きましょう!

谷野:宮本先生も言っていますが、イースマイルは3連休や平日の休みなど、プライベートを充実させやすい職場です。

私は家庭と仕事のバランスを取りながら生活していきたいと考えていますので、3連休をうまく使って大好きな海外旅行にも時々行ければいいなと思っています。近々、休みを取って海外へ行くのですが有本先生は「どんどん行ってきて」と快諾してくれましたし、働きやすい職場だと思いますよ。

インビザラインや非抜歯矯正に関心のある先生は、ぜひ一度、イースマイルに話を聞きに来てください。お待ちしています。

(取材日:2023年1月17日 聞き手:垣本陸)

 

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