
矯正中こそ毎日のセルフケアが大切!歯科衛生士が教えるブラッシングアイテム活用法

白濱緋奈乃 歯科衛生士
2025.11.21
こんにちは😊
イースマイル国際矯正歯科 歯科衛生士の白濱です。
矯正治療が始まると、多くの患者さんから「歯磨きが難しい!」「時間がかかる…」という声をよくいただきます。
実際、ワイヤーやアタッチメントがあるとブラシが届きにくく、磨き残しが出やすくなりますよね。
そこで今回は、矯正中でもお口を清潔に保つためのおすすめアイテムを、固定式装置(マルチブラケット)とアライナーに分けてご紹介します🪥✨
固定式装置(マルチブラケット)編
お助けアイテム①:柔らか歯間ブラシ
実は、矯正中でも柔らか歯間ブラシが使えるんです!
歯と歯の間に通すだけでなく、装置の間に詰まった汚れにもアプローチできます。
特に、装置に接している部分は汚れが残りやすいので、そこに優しく通してみてください。
当院では取り扱いがございませんが、ドラッグストアなどでゲットできるので騙されたと思って使ってみてください!
お助けアイテム②:山形歯ブラシ
矯正装置の下やワイヤーのまわりを磨くときは、山形の歯ブラシ(V字カットタイプ)がおすすめ。
毛先が段差になっているので、ブラケットの上下に毛先がしっかり届きます。
「ブラケットの周りがどうしても磨きにくい…」という方は、ぜひ試してみてください。
お助けアイテム③:タフトブラシ
細かい部分の仕上げ磨きには、タフトブラシが最適です。
歯ぐきのキワやワイヤーの下など、通常の歯ブラシでは届きにくい箇所にも毛先をピンポイントで当てることができます。
特に犬歯や奥歯のブラケット周辺は汚れが残りやすいので、毎日の仕上げにプラスしましょう。
お助けアイテム④:ウォーターピック
ワイヤーや装置の隙間に食べ物が詰まりやすい方には、ウォーターピック(口腔洗浄器)がおすすめ!
歯ブラシでは取り切れない汚れも、水圧でスッキリ洗い流せます。
「糸ようじが入らない」「食べ物が挟まって取れない…」そんなときにとても便利です。
オフィスでの販売はありませんが、ネットや家電量販店で購入できます。
お助けアイテム⑤:定期的なクリーニング
セルフケアを頑張っても、100%きれいにするのは難しいものです。
そのため、定期的に歯科医院でプロのクリーニングを受けることがとても大切です。
歯石や着色は自宅ケアでは落とせないため、3〜4ヶ月に一度のクリーニングをおすすめしています✨
⚠️ 歯間ブラシのサイズには注意!
矯正中は、歯と歯の間にわずかな隙間ができやすく、そこに食べ物が挟まりやすくなります。
その部分を清掃しようとして大きすぎる歯間ブラシを使うと、かえって歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。
歯間ブラシにはサイズ展開があり(4S〜LL)、基本的にはSSS〜Sサイズを推奨しています。
まずは一番細いものから試し、抵抗なく挿入できるサイズを選ぶのがポイント。
どのサイズが合っているか分からない場合は、担当の先生や衛生士に相談してみてくださいね。
アライナー矯正(マウスピース矯正)編
マウスピース矯正中も、もちろんセルフケアは欠かせません。
装置が取り外せる分、歯磨きがしやすい一方で、アタッチメントや歯と歯の間の清掃不足がトラブルにつながることもあります。
以下のアイテムを上手に取り入れて、清潔な口腔環境を保ちましょう✨
歯ブラシ+タフトブラシのW使い
基本の歯ブラシで全体を磨いたあと、タフトブラシで細かい部分を仕上げましょう。
特にアタッチメントの周りは汚れが残りやすいので、丁寧にケアを。
ウォーターピックで仕上げ洗浄
マウスピース矯正中は、食後にウォーターピックを使用すると効果的。
細かい食べカスを落とし、口臭予防にもつながります。
定期的なクリーニングでリセット!
セルフケアを頑張っても、見えない部分にプラークが残ることがあります。
そのため、アライナー矯正中も定期的なクリーニングは欠かせません。
当院では、装置の種類を問わず、3〜4ヶ月ごとのプロケアを推奨しています。
🌟 まとめ
・矯正中のセルフケアは、歯ブラシだけでは不十分
・柔らか歯間ブラシ・山形・タフト・ウォーターピックなどを上手に活用
・歯間ブラシのサイズ選びは慎重に
・定期的なプロのクリーニングが健康な歯ぐきときれいな歯並びを守るカギ!
これらのセルフケアグッズを使って矯正中も綺麗な口腔内を保ちましょう✨
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