矯正で歯を抜く?抜かない?どっちが正解?
奥川 有莉香 トリートメントコーディネーター
2025.06.20
「矯正って、歯を抜かないといけないんですか?」
「非抜歯で治したいけど、顔の印象は変わる?」
これは矯正相談でよくあるご質問です。今回の動画では、非抜歯と抜歯の矯正の違いについて、横顔のライン(Eライン)、口ゴボ、そしてほうれい線への影響まで含めて、イースマイル国際矯正歯科の有本院長が詳しく解説しています。
非抜歯矯正の特徴と注意点
メリット
- 歯を抜かずに治療ができるため、心理的ハードルが低い
- 骨格的に十分なスペースがある患者さんには適応しやすい
デメリット
- 前歯が前に出てしまい、口元がふくらんで見える(口ゴボ)ことがある
- 歯列全体が前方へ広がることで、Eラインが崩れてしまうケースも
非抜歯は「全員に適している方法」ではなく、顔立ちや歯列の状態によっては逆効果になる場合もあります。
抜歯矯正でできること
メリット
- 抜歯後は歯列にスペースが確保できるため、口元をスッキリとさせやすい
- 理想的なEライン(鼻先と顎を結ぶ直線上に口元が収まる)を目指しやすい
デメリット
- 歯を引きすぎると頬のボリュームが失われ、ほうれい線が強調されてしまう可能性がある
- 骨量や歯の傾きなどを誤って判断すると、逆に老けた印象になることも
抜歯治療は「量」と「方向」のコントロールがとても大切であり、精密な診断が前提になります。
結局、どっちがいいの?
正解は「人によって異なる」
- 歯の大きさ・骨格・笑ったときの歯の見え方
- 顔の凹凸バランス・加齢による変化予測
- 患者さん自身の「こうなりたい」というゴール像
こうした要素をすべて加味して、非抜歯と抜歯のどちらが良いかを専門家が判断することが大切です。
Youtubeで有本先生が徹底解説!
イースマイル国際矯正歯科の公式YouTubeチャンネル
▶ オーラルパワーの学校
動画では実際の症例シミュレーションや、骨格と歯のバランスを考慮した治療方針の立て方が、分かりやすく説明されています。
「自分がどちらに当てはまるのか不安」という方にはとても参考になります。
当院での対応は?(大阪・梅田/四天王寺)
イースマイル国際矯正歯科では、すべての患者さんにCT撮影・口元や顔全体のバランス分析を行い、「非抜歯と抜歯、どちらが最も自然で美しく仕上がるか」を徹底的に検討しています。
また、治療開始前には必ず治療方針をご説明していますので、安心して治療をスタートできます。