「痛くないから大丈夫」は危険?親知らず抜歯のタイミングと注意点
奥川 有莉香 トリートメントコーディネーター
2025.06.27
🦷 親知らず、抜かないとどうなるの?
こんにちは。トリートメントコーディネータの奥川です。
「親知らず、まだ痛くないし…様子見でいいかな?」
そんなふうに思っている方、多いのではないでしょうか?
私も大学生のころは思っていました。(現在は全て抜歯済!)
でも、放置してしまうと将来どうなるのか。
実は、矯正の現場ではよくあるお悩みです。
タイトル画像のこたえはブログの一番最後にあります!
イースマイル国際矯正歯科YouTube公式チャンネル『オーラルパワーの学校』より「抜かなきゃいけない親知らずを放っておいたらどうなるか?」をもとに詳しく解説します。
親知らずはなぜ抜くの?
親知らずは、奥歯のさらに奥に生えてくる歯です。
真っすぐ生えることは少なく、横向きになっていたり、
一部だけ歯ぐきから出ているケースも多く見られます。
これを放置してしまうと…
- 隣の歯が押されて歯並びが乱れる
- 歯ぐきに炎症が起きる
- 虫歯や口臭の原因になる
- 顎の骨にダメージが及ぶことも
「痛くないから大丈夫」と思っているうちに、
少しずつトラブルが進んでしまうこともあります。
抜歯のタイミングは?
親知らずは、「痛くなってから抜く」とリスクが高まることがあります。
骨とくっついてしまっていたり、
神経が近くて抜歯が難しくなるケースも。
治療前に親知らずの位置や状態をチェックすることがとても大切です。
抜歯の流れ(※医院によって異なります)
一般的には以下のような流れで行われます。
- レントゲンやCTで状態を確認
- 必要があれば外科的に抜歯(局所麻酔)
- 数日〜1週間で腫れが落ち着くケースが多い
⚠️ご注意ください
抜歯の流れや方法は、歯科医院によって異なります。
事前にしっかりと説明を受け、ご自身に合った方法を選んでください。
当院では抜歯を行っていません
イースマイル国際矯正歯科では、親知らずの抜歯処置は行っておりません。
抜歯が必要な場合は、信頼できる一般歯科または口腔外科をご紹介しております。
矯正治療費には抜歯などの費用は含まれておりません。
抜歯やその他の処置に関しては、別途費用が発生いたしますので、あらかじめご理解のほどお願いいたします。
矯正と親知らずの関係
せっかく矯正で整えた歯並びも、
親知らずの影響でまたズレてしまうことがあります。
そのため、矯正治療前に親知らずの有無・位置はしっかり確認し、
必要に応じて矯正治療の一環として抜歯を検討することが大切です。
こんな方は一度チェックを
- 奥歯のあたりがムズムズする
- フロスが入りにくい
- 過去に奥歯周辺が腫れたことがある
- これから矯正を始める予定がある
当てはまる方は、早めの診査・相談をおすすめします。
まとめ
親知らずは、気づかないうちに他の歯や顎に影響を与えることがあります。
とくに矯正を検討中の方は、
親知らずの状態も含めたトータルな診断が大切です。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
必要に応じて、提携医院のご紹介も可能です。
タイトル画像のこたえ
親知らずは赤い丸印の箇所で、合計4本です!