スタッフの声

Comfort is the Enemy of Progress

有本 博英 矯正歯科医

2018.03.19

こんにちは、遅ればせながら、 The Greatest Showman を観てきた有本です。
 
いい映画でした。
 
PTバーナムという、1800年代半ば、アメリカで初めて庶民向けのエンターテイメントビジネスを始めたと言われる実在の人物をモデルにしたミュージカル。
 
いい物語の特徴の一つは、いろんな物語が交錯していろんな見方ができると言うことがあると思いますが、このThe Greatest Showmanは、
 
家族を大切にし、夢を語る物語。

 
上流階級と下層階級がはっきり分かれていた当時の中でも、Freaksと呼ばれる異形・奇形の人たち、差別されていた人たちを表舞台に連れ出した物語。 

 
身分の違いを超えた恋の物語。

 
下層階級から大金持ちにのし上がったビジネスの物語。

 
と、いろんな方面からいろんな見方ができます。
 
いろんな見方で楽しめましたが、僕が心に残ったシーンは、上流階級を相手にプロデューサーとして成功していたフィリップをパートナーとして口説くところ。
 
フィリップは、『僕は今で十分満足している。快適なんだ』と断ろうとします。その時バーナムは、”Comfort is the enemy of progress (快適は進歩の敵だ)”と口説くのです。
 
自分が快適で問題ないと感じていれば進歩することはありません。でもそれは、進歩できたかもしれない自分に取り残されていくということを意味します。
 
思えば矯正治療を始める患者さんも、あえて今の快適な状態を捨てて、新しい装置をつけたり新しい習慣を身につけてより良い歯ならびを手に入れようとします。今の快適を捨てて変化を求めなければ、より良い自分には出会うことはない。
 
私たちも現状に満足することなく前進し続けたいと思います。
 
しかしこの歌鳥肌立ちました。

 

最後にこのサントラ、良かったです。もちろんイースマイルでもかかってますよ。あと、この映画はシルクドソレイユでやってもらえたらぴったりだと思います。いつかやるんじゃないかな。ではでは。

 

😄😆⛅️❄️😢😁
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