矯正歯科最前線

アフターコロナ の矯正治療はどうなる?

奥川 有莉香 トリートメントコーディネーター

2020.06.02

 アフターコロナ の矯正治療

 アフターコロナ 
みなさん、こんにちは。
トリートメントコーディネーターの奥川です🤗

ステイホームのこの時期、私は自宅でどうぶつの森(ゲーム)をしています🎮
 今回は、 アフターコロナ の矯正治療について考えていきたいと思います!

アフターコロナの矯正治療?

外出自粛が続いたこの約3ヵ月間、今、みなさんの心の中では「不要不急は控えよう」「行かなくていいなら行かない」というような考えが増えていると思います。

矯正治療の分野でも同じで、アフターコロナの矯正治療は、できる限り医院に通わなくてもいいという時代を作り上げていく必要があります。

最近では、当院でも患者さんの来院ペースに変化が出てきました。

通常の来院ペース

  • ワイヤー矯正:1ヵ月に1度
  • マウスピース矯正:1~2ヵ月に1度

 

しかし、マウスピース矯正に関してはご自身でマウスピースを交換して頂くことがベースになるので、たくさんのマウスピースをお渡しすると患者さんはご自宅にいながらも矯正治療を進めていくことができるのです。

「じゃあ、今までそのようにしていればよかったやん」ということになってしまうのですが、

  • アタッチメントやボタンの脱離状況
  • フィット状況
  • 口腔内の衛生面

アタッチメントをつけているところ

予防クリーニング中

予防クリーニング中

 

このようなポイントを見落とすリスクが出てしまうので、皆さんには1~2ヵ月に1度ご来院頂いておりました。これらを見落とすリスクを防ぐために現在導入しているのが、「デンタルモニタリング」です。

デンタルモニタリングとは?

患者さん自身が専用のアプリを通じてお口の中の写真撮影することで、治療がきちんと進んでいるか確実にチェックできる画期的なシステムです。詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。

 

2020年1月より積極的に開始したので、タイミングとしてはビフォーコロナでした。本来は、ご遠方から通院されている患者さんをメインにご使用頂くつもりだったのですが、緊急事態宣言が発令され、外出自粛ムードが続いている今、コロナによる皆さんの気持ちの変化と寄り添える、アフターコロナの矯正治療の手段として活用することができました。

 

 アフターコロナ で活躍が期待できるデンタルモニタリング

アフターコロナ で活躍が期待できるデンタルモニタリング

 

関連Youtube動画

アフターコロナの矯正治療について、有本先生のYoutubeチャンネル「オーラルパワーの学校」で2つの動画がアップされています。

【アフターコロナの矯正治療(前編)】スマイルダイレクトクラブ直撃取材!

「医院に通わずDIYで」というアメリカ・ワシントンにある「スマイルダイレクトクラブ」のオフィスへ突撃取材した際の映像込みで解説しております。DIYできちんとした矯正治療ができるとは思えないのですが、来院せずとも管理できるようにという考え方は学ばなければいけないところがあります。

後編:【アフターコロナの矯正治療(後編)】インビザラインはフィットが全て!

マウスピースのフィットが全て!ということで、より少ない来院回数で遠隔治療を進めていくためにはフィットをキープして頂くことが重要です。アンフィットになってしまう要因などもお話ししていますので治療中の方に特にご覧頂きたい動画となっております。

 

現在は、遠方からご来院の患者さんに限らず、矯正治療を開始する皆さんにデンタルモニタリングをご使用頂いております。矯正装置がワイヤーからマウスピースへ進化するように、コロナをきっかけに診療形態も「毎月来院」から「遠隔管理で必要時だけ来院」と変わり始めたポイントです。イースマイルではこれからも時代の変化を先取りできるよう、最新の情報やサービスを提供して参ります。

 

 

 

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