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インタビュー

【歯科衛生士】アメリカの学会に参加でき新技術導入に積極的な姿勢がイースマイルの魅力

2022.11.18

イースマイル国際矯正歯科で歯科衛生士として活躍中の松尾すずさんにお話を伺いました。

新卒で入社し9年のキャリアを積んだ松尾さんならではの視点で、イースマイルで働くメリットや大切にしている点について語っていただいています。

新卒でイースマイルに入社、歯科衛生士として9年のキャリア

-ご経歴やプロフィールをご紹介いただけますか。

歯科衛生士の松尾すずと申します。2013年に関西女子短期大学の歯科衛生士学科を卒業して、新卒でイースマイル国際矯正歯科に入社しました。社歴は今年で9年目になります。

私はもともと、中高校生の時に患者として他院で矯正治療を受けていたので、歯科衛生士の仕事についてある程度知っていたし、憧れを持っていたんです。

最初から一般歯科より矯正歯科の歯科衛生士になりたかったです。就職活動は大学の先生から紹介されたイースマイルを見学したところ、歯医者ぽくないところがとても気に入って就職しました。

ユニフォームが白衣ではなく可愛いボーダーのシャツとパンツだったり、院内が清潔なところも安心して働けるんじゃないかという印象につながりましたね。

一般歯科は病気を治すために行く場所ですが、矯正歯科はキレイになりたいと思っている方が訪れるので、私の中では清潔なイメージだったんです(笑)。歯を削ったりするシーンが少ないので、出血を伴う外科処置も少ないです。

-歯科衛生士のお仕事について説明してください。

歯科衛生士の1日は、9:30頃に出勤すると、まずみんなで手分けしてオフィスの掃除をします。掃除が終わると全体ミーティングがあって、10:30から診療開始となります。

午前の診療は12:30に終わりますので、皆で揃ってランチ。14:00から15:00まではプロジェクトアワーと言って、それぞれが業務を処理したり、研究に充てる時間です。プロジェクトアワーはとても貴重な時間で、先生に質問して教えてもらったり、遅れている業務を取り戻すために使えますので、残業を減らすのにも役立っているのではないでしょうか。

午後の診療は15:00から始まって19:00まで。終わると後片付けをして19:30過ぎには退社、という流れとなります。ただ、土日祝は午前の診療が9:00からで、午後は17:30に終了となりますので、少し違いますね。

歯科衛生士の業務は、先生の指示のもとでワイヤーを交換したり、歯型を取ったり、それからインビザラインの場合歯を動かすために必要な、突起物を取り付けたり外したりします。

-イースマイルでは、歯科衛生士が担当の患者さんを持つことがあるのですか?

患者さんの担当はあくまで先生です。来院されると先生の指示で歯科衛生士がアタッチメントを取り付けるなどの処置を行いますが、患者様ごとに特定の歯科衛生士が担当するというわけではありません。

歯科衛生士を担当制にしている矯正歯科もありますが、イースマイルではみんなで患者様の歯を診ている、という姿勢で接しています。

 

イースマイル国際矯正歯科 歯科衛生士松尾すずさん2

アメリカ矯正歯科学会に同行できるメリットや新技術の導入に魅力

-松尾さんは入社して9年目ということですが、イースマイルで働いて良かった、と思えるのはどんな点ですか?

イースマイルでは2年以上勤務するとアメリカ矯正歯科学会に連れて行っていただけるんです。私も初めて参加させていただいた時はとてもうれしかったのを覚えています。

今はコロナでオンライン開催になってしまっていますけれど、また実施されたら行けるのが楽しみです。毎年ゴールデンウィークの時期に1週間程度なんですけれど、私は今まで、サンフランシスコ、サンディエゴ、ロサンゼルスなどに参加させてもらいました。

2年以上勤務すれば何度も参加できるので、イースマイルで勤める大きなメリットと言えるのではないでしょうか(笑)。

-現地ではどんなふうに過ごすのですか?

アメリカ矯正歯科学会では、医師向けだけではなく、歯科衛生士向けやトリートメントコーディネーター向け、スタッフ向けなどタイムスケジュールが豊富に用意されているんです。ですから、自分が参加したい講義やセミナーを事前に選んで受講します。

講義は英語なので、英語が得意ではない私は、事前に内容を調べてから参加するなど頑張っています(笑)。タイムスケジュールは昼間なので、夜は他のオフィスの方々と懇親を兼ねた食事会が催されます。

アメリカ矯正歯科学会はアメリカ大陸を転々としながら毎年開催されるんですけれど、私が行きたかったハワイ開催はちょうどコロナの期間中だったので行けなかったのが心残りですね(笑)。

それからイースマイルは新しい装置や技術を積極的に取り入れていますから、常に最新技術や動向に触れることができる点も、入社してよかったと思える点です。有本先生が新しいモノ好きというのもあるんですけれど(笑)。去年は新しいクリーニング機械を買ったので、私たちも患者様もとても快適になりました。

イースマイルではインビザラインに力を入れていますが、インビザラインを導入したのは私が入社してからだったんです。わからないことがたくさんあって模索する場面も多くありましたが、先生は「こうしなさい」と指示するだけではなく、私たちの考えを取り入れてくださるんですね。

例えば歯に装着する器具の接着剤に使用する材料をどうするかなど自分たちで考えて決められるので、そういう面がやりがいにつながっています。

あと、イースマイルは大阪と芦屋にオフィスがあって、私たちは両方に通勤していますが、環境やお客様も違いますし、オフィスの雰囲気も異なっていますので、交互に通勤することで気分転換にもつながる点が私は気に入っています。

 

イースマイル国際矯正歯科 歯科衛生士松尾すずさんアメリカ矯正歯科学会(ロサンゼルス)

2019年アメリカ矯正歯科学会にて(ロサンゼルス)

バリエーション豊富なユニフォームは自分たちで選定、楽しく仕事できる環境

-逆に、イースマイルで仕事していて困ったというエピソードはありますか?

今はもう当てはまりませんけれど、「困ったこと」として思い出すのは、芦屋オフィスの開設ですね。というのは、私が入社した時はまだ大阪オフィスしかなくて、芦屋オフィスはまだなかったんです。

入社してからオープンしたので、勤務地が増えてしまって少し困りました。芦屋は自宅から遠かったので(笑)。その後引っ越して、今はだいぶラクになりましたけれど。

私以降に入社したスタッフは最初から「大阪」「芦屋」が勤務地として明記されていますから心配いりませんよ。

あとはそうですね、毎日行っている朝のミーティングで、皆の前で話す機会があるのですけれど、最初のうちは緊張してしまうかもしれません。私がそうでしたから(笑)。

でも、他のスタッフの話がコミュニケーションにつながっていくメリットは大きいですね。「この人は観葉植物が趣味なんだ」とか「犬が好きなんだ」など、日常業務では知り得ないスタッフの人柄などがわかるからです。

イースマイルではチームワークを大切にしていますので、朝のミーティングで自分について話したり、他のスタッフについて知ることができるのは円滑なコミュニケーションにもつながっていると思っています。

-イースマイルは他院とここが違う!という点はありますか?

他院で働いたことがないので比較できるわけではないのですけれど、ユニフォームを自分たちで選べるのは珍しいかもしれません。

今着用しているユニフォーム以外にもさまざまなバリエーションが用意されているのですが、すべてスタッフが選んで先生に買っていただいているんですね。ありがちな白衣ではなく、季節やイベントに合わせた柄にしているので、毎日とても楽しく仕事に取り組めています。

それから、イースマイルにはパーティションがなくオープンなスペースで診療にあたっていますので、スタッフ間のコミュニケーションがとても多いのではないかと感じています。患者様とのコミュニケーションや、スタッフ同士のコミュニケーションがとても活発で賑やかなんです(笑)。

歯科医院と言うと静まり返ってドリルの音が響いているイメージがありますが、イースマイルは全くそんなことがなく、明るい雰囲気で和気あいあいと仕事できる点も大きく違うのではないでしょうか。

あとはそうですね、イースマイルでは患者様が席で口を洗浄するための水道設備が用意されていないんです。そのため、掃除がラクというのも一般の歯科医院と比べて特徴的なポイントかもしれません(笑)。

患者様にとってイースマイルが際立っているのは、診療の際にフルフラットになる点でしょうか。天井にテレビが設置されており、患者様は横になって天井のテレビモニターを見ることができるんですよ。

後輩を温かく見守り、楽しく働ける環境作る役割を担っていきたい

ーキャリアプランや目標について教えていただけますか。

私には自分より長く勤める先輩がいないので、誰かを目標にするということができない環境なんですね。目に見えるターゲットとなる方がいないので難しいのですけれども、自分なりに「こうあるべき」という姿を思い浮かべ、実現するよう心がけています。

イースマイルでは新人が入社すると、すぐ上の代の先輩がトレーニングを担当します。そのため、私が直接新人を指導する機会はないので、温かい目で見守ってあげることができるんです。

新人をトレーニングする立場だと、どうしても思い通りに行かない場合があるじゃないですか(笑)。立場が近いからこそ、以前の自分と比較して「去年の自分にはこれができていたのに、どうしてできないんだろう」といった感情が苛立ちにつながってしまうと思うんです。

私は離れて見ていられるので、そういう感情が起きず、温かく見守ってあげられる。ですから、みんなが気持ちよく楽しく働ける環境を作っていく役割を私が担っていければいいな、と考えています。

イースマイルのお母さん役というかお姉さん役というか、そんな立場を目指しています(笑)。

-イースマイルには毎月3連休がありますが、どんなふうに使っていますか?

旅が好きなので、旅行に行ったりしています。今はコロナで国内ばかりですが、以前は3連休に平日のお休みをプラスして海外にも行っていましたよ。

ニューヨーク、パリなど遠くまで行っていましたし、韓国なら3連休だけで十分楽しめます。フランスのモンサンミッシェルは良かったです。

3連休は毎月ありますから、旅行好きの方にはイースマイルお勧めです(笑)。

-イースマイルに興味を持っていただいた求職者の方にメッセージをお願いします。

そうですね、元気で積極的な方に来てもらえるとうれしいです。歯科衛生士としては、新卒の方でも大丈夫ですし、前職が一般歯科でも全く問題なく活躍していただけます。

スキル的な面より、イースマイルではコミュニケーションを大切にしていますから、話し好きな方だといいですね。

院内見学も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。お待ちしています。

(取材日:2022年10月19日 聞き手:垣本陸

 

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